chanamame ドイツ奮闘記 

北バイエルンで奮闘するドイツ初心者の日々を綴ります。

今年も一年、お疲れ様でした

 

こんにちは、Chanaです。

 

もう更新すること自体が奇跡となっているこのブログ。

これからも細~く、長~く、

ボチボチ続けていけたらと思っています。

 

さて、年末が近づいて参りました。

皆さんの一年はどんな年でしたか?

私の一年は、

自分といっぱい向き合ったなぁという印象です。

 

9月までは語学学校漬け。

オリエンテーションコースがあったので)

とは言え、ここは片田舎なので授業は完全オンライン。

そのため、残念ながら友人はなかなかできませんでした。

 

語学学校が終わってのんびりできるかなぁと思っていたら、

周りから「テスト合格したのに何でまだペラペラじゃないの?」

と、心無い言葉を結構な頻度で投げかけられてしまいました。

 

そして、

ドイツにいることが本当に、本当にイヤになってしまいました。

 

「自分でドイツに来るって決めたんだから」

と言い聞かせ自分を鼓舞するも、

前向きな気持ちにはなかなかなれず、

暗い気持ちで悶々としながら過ごしていました。

 

自分では精一杯頑張っているのに、

「なんでもっと上手くできないの?」と言われちゃうとね、

人間やっぱり沈んじゃうんです。

 

幸い、

私の気持ちが好転する転機が2つ訪れました。

 

一つ目は、

タンデムパートナーが見つかった事です。

日本語を学習したいドイツ人と相互学習をするようになりました。

週に1回、1時間ほどオンラインで会話をするようになり、

随分と心が楽になったような気がします。

日本語を話すのは両親とテレビ電話をするときだけだったので、

日本語を話すことに飢えていたのかもしれません。

もしくは、

私の交友範囲が夫と義両親だけで息が詰まっていたのかもしれません。

 

家族以外の人と話す、新しい価値観に出会う、

それが随分と私の心を救ってくれました。

 

二つ目は、

日本に一時帰国できたことです。

約一年半ぶりの帰国でしたが、のんびりできました。

言葉が通じないと、頭の悪い人間になったような気がして、

いつも気が滅入ってしまっていたのですが、

日本に帰国し、

「あ、私、ちゃんとなんでも一人でできるやん」と再確認し、

自信を取り戻しました笑

また、友人に再会できたもの私にとってはとても大切でした。

気の置けない友人と美味しいご飯を食べて、話して、笑い合って、

本当に楽しい時間を過ごすことができました。

 

実は、

「私、友人ができないくらい性格悪いんかなぁ」と

少し悩んでいました。

というのも、

中国でもカナダでも本当に素敵な友達がたくさんできたから、

ドイツでもきっと素敵な友人に巡り合えると思っていたのです。

 

友人ができないのは、友人になりたいと思われない自分の性格のせい

 

そんな風に自分を卑下してしまってしました。

気持ちが落ち込むと、悪い方へどんどん思考が流れちゃうんですよね。

 

でも

日本で友人に会って、

私にはこんなに素晴らしい友人たちがいるじゃないか!

こんな素敵な友人がいる私をもっと自慢に思っていもいいはずだ!

友人ができないのは素晴らしい人が私の周りにいないだけ(←極端笑)

と思うことができ、自分を卑下することは殆ど無くなりました。

 

 

日本でリフレッシュしてドイツに帰ってきてからは、

大分と気持ち良く過ごすことができています。

相変わらず私の語学力にケチをつけたり揶揄したりする人はいますが、

自信を取り戻した私は

相手に「不快だ」と反論する事ができるようになりました。

そもそもケチをつけてくる人って

ドイツ語しか話せない人だったりするしね。

 

私は私。

誰とも比べられる必要はありません。

 

健やかに、穏やかに、自分を見失うことなく、

また来年も元気に過ごしていきたいと思います。

 

それでは、

今年一年、本当にありがとうございました。

来年もどうぞ、宜しくお願い申し上げます。

 

皆様にとって

2023年も実りある素晴らしい一年になりますよう

心よりお祈り申し上げます。

 

 

それでは、また。