chanamame ドイツ奮闘記 

北バイエルンで奮闘するドイツ初心者の日々を綴ります。

最初の一歩

 

こんにちは、Chanaです。

 

先日まですっきりしないお天気が続いていたのですが、

予報では本日からまた晴れマークが並んでいます。

お洗濯ものもカラッと乾いて気持ちい~。

今日は色物と白物の洗濯をしたのでさらに夏らしさを感じます。

庭先に座ってスイカが食べたくなりますね。

 

 

さて、

私は今、ドイツのフランケン地方にある小さな村に住んでいます。

人口は約4000人、ご近所さんはどちらかと言えばご高齢の方が多く、

更に周りを森と畑に囲まれているため、とても静かで穏やかな地域です。

 

大きな都市と違い、外国人が殆どいない地域なので、英語はあまり通じません。

ドイツ語のできない私は周りに迷惑をかけないよう、

できるだけ大人しく過ごしていました。

ご近所の方々も「このアジア人はまだドイツ語ができないのね。」と察し、

基本的には「ハロー」の挨拶だけを交わすだけでした。

 

先日、玄関先でお隣さんにお会いした際、

いつも通り「ハロー」とご挨拶をしたのですが、

ふいに「もう少し話してみようかな」と思った瞬間に、

 

「お元気ですか?(Wie geht es dir?)」

 

という言葉が私の口から発せられました。

自分でもびっくり。

 

そして、

その言葉を聞いて同じく驚いたお隣さんは、

「ドイツ語少しわかるようになったのね」

「今日はいい天気ね」

「学校は行っているの?」

「庭で育てているお花きれいね」

など、ところどころ英語を混ぜながら笑顔で会話をしてくれました。

 

今思うと、

「話さない」という私の態度は

「交流したくない」という意思表示になってしまっていたように感じます。

 

ドイツ語ができなくてもいいじゃなですか。外国人だもの。

言葉が分からなくても、まずは仲良くしようという姿勢が大切なんだと

改めて思いました。

 

 

私の最初の一歩となった「Wie geht es dir?」

これからもこの言葉を大切にし、精進していきたいと思います。

 

それでは、また。